フランス紅茶ブランド「アンシャンテ」の女性ティーブレンダー、ブリジット・オランベルジュさんがフランス紅茶について楽しく語るイベントが開催されました。
会場は赤坂サカスの赤坂Bizタワーにある「アオヤマ フラワー マーケット ティー ハウス」。TBSもある人気スポットなので、クリスマスムードたっぷりで人も多くにぎわっていました。お店も花と緑に囲まれたとても雰囲気のよい場所でした。
ブリジットさんは女性ではフランスのアンシャンテで2人しかいないティーブレンダ―の1人。
「フレーバードティー」は質の低い茶葉に香りをつけたもの。という風に言われている時期もありましたが、質の高いものを作り続けることでその常識を壊すと行った功績を持ったかたです。
この日は2回イベントが開催されたのですが、私の参加した2回目は、参加できなくなった方も入たため、4名だけでブリジットさんのお話しを聞くことができた贅沢な状況になりました。(初回は10名以上の参加者がいたそうです。)
1つ目の茶葉は「冬の紅茶」。紅茶なのに、珈琲もブレンドされていて、他にない風味の深い紅茶です。ブリジットさん自らがお茶を淹れてくれました。
そのあとも紅茶(「バラの紅茶」「クリスマスの紅茶」)を飲みながら、合うスイーツを味わうというとても贅沢な時間になりました。
人数が少なかったので質問の時間も多く取れ、その中で印象的な質問の
(質問者)
「コース料理の時にお酒が飲めない人は『水』しか飲むことができないのはつまらない。 お茶を合わせる場合はどのようなお茶がよいでしょうか。」
↓
(ブリジットさん)
魚には、「ダージリン」や「ヌワラエリア」といったすっきりとした紅茶、
お肉には、「ほうじ茶」「ラプサン・スーチョン」のようなお茶があう。
ブリジットさんの口から「ほうじ茶」と言う言葉が出たときは全員が驚きました。
紅茶という概念にはとらわれるに、頭で味と組み合わせを想像し、たくさんのものから本当に合うものをイメージされているということがわかりました。
ズバリ「美味しい紅茶の淹れ方は?」の質問には「水が大事」との回答。
また、そのときの気分やシチュエーションにあった茶葉を選ぶこと。
紅茶を飲むことを楽しむことの大切さだということを伝えてくれました。
アオヤマ フラワー マーケット ティー ハウス 赤坂Bizタワー店 (カフェ / 赤坂駅、赤坂見附駅、溜池山王駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
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