ルピシアでは今年のセカンドフラッシュ・キャッスルトン茶園はDJ96、DJ149、DJ161を入荷しています。DJ161はクローナルなので、チャイナ種はDJ96とDJ149の二種類。
ちなみにDJ番号は、そのシーズンの一番最初に作られたロット(100kgごと)から、DJ001から順に番号が振られる番号になります。
ルピシアのバイヤーさんのお話では、セカンドフラッシュはピークを見つけるのが非常に難しいとのこと。DJ96は今シーズンの前半にやってきたピークのもの。今回紹介するDJ149はシーズンのぎりぎりまで待って待って最後にやってきたピークの茶葉になるとのことです。
DJ96もDJ149も単体だとどちらもセカンドフラッシュらしい香りや味になっていますが、飲み比べるとDJ149の方が甘く力強いマスカテルフレーバーに、風味が強く感じられました。
クローナル種のDJ161は花のような香りのダージリン。
私としては「チャイナ種は味わいを楽しむ、クローナル種は香りを楽しむ。」的に思っています。これは好みの差になってくると思います。
しっかりとしたセカンドフラッシュの質感を味わいたい場合はキャッスルトン マスカテル, 2015-DJ149が抜群によいですね。
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