埼玉県浦和にある実力派パティスリー「アカシエ」のデザートが堪能できる「アカシエ・サロン・ド・テ」。
2013年の10月から「ランチ」も頂けるようになったので、行ってきました。
お店はカウンターが6席程度とテーブルが4つとそれほど広くはありません。
内装は女性が好きそうな感じ。
私の行った日は開店早々あっという間に満席となりました。
(場所は駅からもやや遠く必ずしもよくないのですごいです。)
また、コースなので一度埋まると2時間くらいの待ちになってしまいます。
本日時点では予約は不可なので、確実に入るには、最低でも開店ちょうどのタイミングにはいきたいところです。
カウンターの目の前がキッチンになっているので、料理風景を堪能することもできます。
で、ランチコースのご紹介です。
まず、本日のアミューズ「アスパラガスのムース」
ムースの上に、トマトのジュレと、新鮮なウニのトッピング。
スープは2つから選択します。2人で行ったのでそれぞれを注文しました。
「新玉ねぎのポタージュ、ベーコンの香り」
「オマール海老のビスク」
比べるにも変ですが、スープストック東京の同メニューも個人的に好きですが、
こちらの方が濃厚というかエビの風味が強かったです。
メインはガレットです。これも2人別々のものを注文。
桜エビの練りこまれたガレットにホタルイカ、キャベツ、新玉ねぎのグリルが乗っています。
ソースはオランデーズソースです。
もう1つは、ガレットに鴨のローストとポテトグラタンがそえられています。
ある意味、もう1つのメイン(笑)のデザートは3種類から選択します。
泣く泣く2つに絞りました。
パッションフルーツのウフ・アラネージュ。
フランスの有名なデザート。「ウフ」は卵、「ア・ラ」は~風、「ネージュ」は淡雪と
いう名前の通り、淡雪のようなフワフワのメレンゲをソースに浮かべた一皿です。
チョコレートのソースに浮かんでいます。
もう1つは、「トンカ豆のアイスクリームと苺のクレープ包み」
ソースはピスタチオです。
トンカ豆は杏仁やキャラメル、バニラに似た芳香の貴重な香辛料だそうです。
初めて食べましたがハマりそうです。
最後に紅茶通信的には外せない紅茶です(笑)
嬉しいことに小菓子(チョコレートのテリーヌとマカロン・コルムリー)も付いています。
マカロン・コルムリーは最近のおしゃれマカロンとは違った、マカロン発祥の地「コルムリー」のマカロン。
ぼそぼそとした素朴で懐かしい感じのお菓子でした。
チョコレートのテリーヌはアカシエらしいコースの最後に相応しいお菓子です。
このコースで2,850円(税込)でした。
安いという値段ではもちろんないですが、このレベルであればまったく問題なしです。
(都内だったら、3,000円は軽く超えてきそう。)
季節が変わったら、また行きたいです。栗の季節などもよさそうですね。
アカシエ・サロン・ド・テ (ケーキ / 浦和駅、中浦和駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
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