阿里山紅茶 – ジークレフ

ジークレフ

「名前は蟻さん(阿里山)だけど象さん級の新人」
阿里山紅茶 蘇 世慶作 2013年 夏茶

いきなりくだらないネタですいません(汗)
この「紹介文」は、ジークレフで実際に使われている公式(?)の紹介文なのです。

ジークレフのお店では各茶葉にそれぞれ紹介文が付いていますが、
どれもジークレフのオーナーがじきじきに考えているのだそうです。

例えば、
ダージリン2ndフラッシュのジュンパナ農園
「古い洋館の応接間で飲みたい貴婦人のような端麗なマスカテル」

ダージリン2ndフラッシュのタルザム農園
「世界中のファンが追い求めた味 それが今、ここにあります」

など、どれも茶葉の特徴をとらえていて面白いです。

ただ、この「阿里山紅茶」のダジャレネタは、さすがにどうだろうと店員の方も笑っていました(笑)

で、本題に戻して茶葉の紹介です。
この「阿里山紅茶」は凍頂烏龍茶の名手としても知られている「蘇 世慶さん」作の紅茶です。

茶葉の写真です。(これで2杯分6gくらいです。)
阿里山紅茶 蘇 世慶作 2013年 夏茶

紅茶ですが丸まっているのが特徴的です。
製茶工程で揉捻(じゅうねん)という揉み込み作業を行っており、茶葉の組織細胞を破壊し、
茶の抽出をスムーズにしていきます。

丸まった形に製茶された阿里山紅茶は何煎も香りと味を引き出せるように計算されていて、
ミルクキャンディーのような甘い香りとほのかな香ばしさを感じさせる
優しい甘味が持ち味の紅茶の概念を覆す味です。

パッケージには、150ccにつき2g程度の茶葉で、抽出時間5分と書いてありますが、
3g程度に増やして、抽出時間をやや短めにする方がオススメです。
(店員さんもそのように話していました。)

阿里山紅茶 2013年夏茶

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

k-fukamachi

k-fukamachi

紅茶通信へようこそ ~Much happiness with a cup of tea.~ 「紅茶通信」は紅茶を中心に「茶(ティー)」の美味しく・楽しくなる情報を発信していきます。

最近の記事

  1. パティスリー モデスト ― 控えめな名のもとに、やさしさが息づく菓子店

  2. 船上料理人が生み出した、やさしさの蒸し菓子 - プリン

  3. 北海道の恵みが奏でる、やさしい一曲。― RHYTHM sengawa(リズムセンガワ)

  4. 🍁 秋のごちそうアフタヌーンティーを堪能。ティーメゾン ココット「KoKoTTe HARVEST Noon tea」

  5. 心ほどける甘さ──職人の手仕事が光る「和栗のモンブラン」- feuquiage – フキアージュ

  6. やさしい甘さと香るスパイスの秋のお菓子 - パンプキンパイ

  7. エピファニーを祝う、王様のお菓子 – ガレット・デ・ロワ

  8. 古代の香りを今に伝える、濃厚なやすらぎの味 – チーズケーキ

TOP