ブーケプリン《モンブラン》を味わってみました

最高のスイーツを求めて

プリン専門店ブーケが出店していたのでいくつかのプリンを買ってみました。

ガラス瓶の中に、静かに秋が閉じ込められているようでした。
蓋を開けた瞬間にふわりと漂う栗の香り。細く絞られたマロンクリームの上には、つやりと光る粒マロンがそっと乗り、まるで小さなケーキのミニチュアを眺めているような可愛らしさがあります。


スプーンを入れるとまず出会うのは、フランス産マロンクリームの柔らかな甘み。
滑らかというより “とろり” とした濃厚さで、栗そのもののコクが素直に広がります。

その下には、イタリア産の粒マロンとザクザクしたクランブル層。
これがとても良い仕事をしていて、甘さの中に軽やかな香ばしさと食感の変化をもたらしてくれます。プリンというより「栗のムースケーキを食べている感覚」に近いのですが、後味は驚くほど軽やか。甘さが尾を引かないので、最後まで心地よく食べ進められます。

そして一番下のプリン層。
ブーケプリン特有の、濃厚なのにするりと溶けていくなめらかさ。
栗の層と合わさることで、どこか“モンブランパフェ”のような贅沢感が生まれていました。



小さな瓶の中に、食感・香り・甘みが美しく層になっていて、ひと口ごとに秋が深まっていくような一品。
「贅沢」という言葉が自然と浮かぶ、丁寧に作られたモンブランプリンでした。

ゆっくりと深まる栗の甘みが、紅茶の香りをそっと引き立ててくれます。
一杯の紅茶とともに味わうと、モンブランの余韻がいっそう柔らかく広がりました。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

k-fukamachi

k-fukamachi

紅茶通信へようこそ ~Much happiness with a cup of tea.~ 「紅茶通信」は紅茶を中心に「茶(ティー)」の美味しく・楽しくなる情報を発信していきます。

最近の記事

  1. ブーケプリン《モンブラン》を味わってみました

  2. 紅茶に合う本 Casa BRUTUS 12月号― SUPER MARIO BROS. とデザイン ―

  3. β STAND(ベータスタンド)で出会った、大人のためのクレープ

  4. 仙川に新しい風 - Pâtisserie “Basique”(パティスリー バジック)

  5. ヨーロッパの最高峰に想いを馳せて -  モンブラン

  6. 布田に生まれたガレットとクレープの専門店 – Oklm(オーケーエルエム)

  7. GODIVA ダークチョコレートアイス

  8. 懐かしい卵風味豊かな固めプリン - 代官山ジャンプコーヒー 渋谷並木橋店

TOP