2015年モンブラン、第6回目は、高輪台の人気店「パティスリー リョーコ」です。
大阪から東京に移転し、3年で都内でもトップクラスの人気店になっています。
クリスマスケーキの予約が始まっており、店頭予約のみ受け付けのため、お店まで行列が出来ていました。
開店前でこの行列です。。。
クリスマスケーキは無事に予約が完了できたので、モンブラン他いくつかケーキを買って帰りました。
■ 和栗・モンブラン
パティスリー リョーコのモンブランです。
かなり複雑な構成になっています。土台はムッチリとしたダコワーズ風な卵白生地。土台の上に生クリームの中心にカスタードクリーム。
さらに軽い食感マロンクリームがあり、見えませんが中には栗が1つ入っています。
そして一番外側のマロンクリームは和栗です。
1つ1つの要素を単体で食べてみても美味しい。リョーコの特徴の軽くてミルク感のあるクリームと栗の相性が抜群によいです。
■ ショコラ・モンブラン
リョーコの十八番のチョコを使ったモンブラン。
モンブラン調としたビジュアルですが、実は濃厚なチョコレートケーキ。
とは、栗の風味もあとから効いてくる素晴らしい逸品です。
■ ジャポネ
続いて、モンブラン以外のケーキです。
まずは「ジャポネ」です。ジャポネはいわゆるショートケーキです。
時期によって使うフルーツが変わります。この日は洋ナシでした。
卵黄が多めなのか、スポンジ生地が濃い色をしています。食感は柔らかいです。
クリーム、スポンジ、間の洋ナシに加え、隠し味的にカスタードも入っており、バランスが抜群。
■ ボヌール
最後はボヌールというチョコレートケーキです。
リョーコのチョコレートケーキと言えば、スペシャリテの「キャラドゥー」が有名ですが、売り切れでしたのでこちらを購入。
自家製ジャンドゥージャと極限まで柔らかく仕上げたミルクチョコムースとローストして細かく砕いたヘーゼルナッツ類がたっぷり。ナッツの香ばしさが強く感じられます。間に挟まれたダックワーズ生地にもチョコの風味がたっぷりと染み込み、1つのケーキでいろんな食感と風味が楽しめます。
久しぶりの訪問ですが、人気はどんどん上がっているようです。クリスマスケーキは数日で完売するレベルになっています。
女性パティシエだからこその感性が光るケーキが他のパティスリーにはない魅力となっているようが気がします。
コメント