2017年のダージリンファーストフラッシュが少しづつ入荷し始めています。
その中で、特に良いとオススメされたのが「ナムリンアッパーロマンス (2017-EX3)」です。
ナムリン茶園はダージリン北東部のティースタバレーに位置する1855年創設に茶園。標高は900~1,800m。
ナムリンは現地語で、「日の当たる場所」という意味。
「ナムリン アッパー」はナムリン茶園の中でも標高の高いエリアのことを指し、DJ番号ではなくEX番号が付けられて区別されます。
この「ナムリンアッパーロマンス」は「中国種」と「クローナル種」の茶葉両方を使っているということ。
その結果、中国種の茶葉の特徴である果実のような甘い香りと深い味わい、AV2というクローナルの持つひときわ華やかな花のような香り立ちが融合した、奥深い風味のお茶が生み出されました。
ダージリンの新しい風味を作ろうと実験的な試みをした事から「ロマンス」と名付けられたそうです。
「香水を飲んでいるよう」と表現される人もいますが、弾けるような果実の香りに、とろりとしたまろやかな甘い風味が広がります。
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