言わずと知れた河田勝彦シェフのフランス菓子のお店「オーボンヴュータン」です。
最近、移転したそうですが、移転前も含め初めての訪問です。
最寄駅は東急大井町線の尾山台駅です。
広い通りに面したかなり広いお店です。お菓子以外にもフランスの惣菜もありました。
フランス菓子専門でなく、お菓子を中心にフランスに関する食全般のお店といった雰囲気。
12時~14時まではランチを行っていて、イートインスペースのテーブルはランチ利用の人専用になります。
ケーキだけ目的の人はこの時間帯はカウンターで立って食べることはできるようです。
この日のランチは「鶏モモ肉のブレゼ キャベツ風味」
ブレゼとはお肉を少量の濃いめのだし汁を加えてオーブンでじっくり加熱する料理法。
1プレートの骨付きのお肉と野菜がたっぷりです。だしの旨みがしっかりとしみこんでいます。
これにパンがついて1,500円。(ランチプレートの内容で値段も変わるとのこと。)
パンとプレートだけで、ドリンク別でこの値段。
追加でケーキを食べることを考えるとちょっと高めな値段設定に感じますね。
そしてケーキです。3つ頼んだら1つのプレートに盛り付けられていました。
1つ目は「リル・ド・タイチ」というケーキ。
こちらはパッションフルーツのジュレにバニラのババロアという構成。チョコレートでできたカップの中はパッションの果汁が入っています。好みで掛けて食べます。
パッションフルーツの酸味がかなり強いですが、ババロアがほどよく甘いのでうまく組み合わさっています。主ではないですが、チョコレートも美味しいです。
2つ目は「パラディ」。
外面はホワイトチョコレートのムース。
中は、ピスタチオのダクワーズ、ピスタチオのクレームブリュレ、フランボワーズのジュレになっています。
最後は「ミルフィーユ・オー・フレーズ」。
まず、見た目が美しい。時間帯によっては売り切れていることが多いです。
パイ生地はしっかり焼きこまれていて、香ばしさが存分に出ています。
さくさくよりざっくり。良い意味で懐かしい焼き加減と言った感じ。
そのパイ生地に挟まれたカスタードといちごのフルーツ感が合わさった素晴らしいミルフィーユです。
今回の3つのケーキの中では一番好み。
他の方の情報を参考にすると、「オーボンヴュータン」は、ムース系より「焼き」のあるケーキが特にオススメとのこと。自分もそう感じました。
最後に紅茶で締め。お店でも茶葉を売っていたので、ケーキと茶葉を買って帰ると、「オーボンヴュータン」の味をそのまま楽しめますね。
尾山台は等々力渓谷の近くなので、甘いものを食べたあとの散歩にも最適です?!
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